2008年6月14日土曜日

Super Black Birdのカムチェーンテンショナーのリフターの交換

Super Black Bird (CBR1100XX) のエンジン周りから変な音がしていた。 回転数が2500回転から3000回転弱の辺りで,コツコツという感じの音と振動がある。 回転数をあげると音は消えるが,なんとも気持ち悪い。 そこでネットで調べてみると,レギュレーターと並んでカムチェーンテンショナーがトラぶりやすいらしい。 レギュレータは以前換えてもらったので,今度はカムチェーンテンショナーの番か? どうやらカムチェーンテンショナーのテンションのかけ具合をコントロールするリフターという部品がへたるらしい。 そこでそれを交換することにした。

まずはバイク屋に電話。値段と納期を確認した。 値段は4000円弱。納期は数日とのこと。 そこで早速注文した。 で,取り付けもしてもらおうかと思ったが,工賃が7000円以上かかるみたい。 折角だから一度自分で換えてみよう,と思った。 まずはカウル(フェアリング)をはずす。リフターの場所は右のアンダーカウルの裏にあるらしい。 なのでアンダーカウルをはずした。意外と簡単だった。 他にもハンドル近くの部品もはずしたら作業効率があがった。 リフターという部品自体は比較的簡単に交換できた。 場所もはずし安い場所だったからだが。 取り寄せた部品にはパッキンと取り付けネジがついていた。

まずはリフターのトップのメクラ用のネジをはずして,後で再利用。 M6のネジを緩めて部品をはずして,引っこ抜いた。 で,古いパッキンのかすをきれいにした。 エンジン内部にゴミが入らないように,軍手を押し込んで作業した。 パッキン部がきれいになったら,新しいパーツを取り付けた。 取り付ける時に,新品のトップにストッパーがはめてある。 これをつけたままエンジン本体に取り付ける。 つけたらストッパーを引き抜く。すると,スコンと音がしてリフターが伸びる。 これでテンショナーに力がかかるはず。

今回はリフター以外に,アーシングにも挑戦した。 アーシングはバッテリーのマイナス側とボディやエンジンなどを太めのケーブルで電気的につなぐ作業。 目的はノイズを減らすこと。 人によってはトルクが増えるなど,の理由で行っているようだが,私は無線のノイズ対策のつもり。 アーシングのためにはエンジントップが見えないといけない。 そのためにタンクをはずして,エアフィルターをはずさないといけない。 タンクは,座席付近のネジをはずして,少し持ち上げる。 そして,タンク下にあるバルブをオフの位置へ。 その後,ホース5本(キャブレターへ太いの2本,細いの1本,ドレイン1本,後1本はよくわからず)をはずし, 燃料計のコネクタをはずしてから,タンクを後に引くようにして,はずす。 タンクはほぼ満タンだったのでめちゃめちゃ重かった。

タンクをはずすとエアフィルターが見える。 黒い丸っこい大きなやつ。 これはキャブレターの入口4つにそれぞれホースバンドのような感じで止めてある。 それをはずしたらはずせる。 他にホースが二本あるが,これらもはずしたら取れる。 するとキャブレターが顔を出す。 キャブレターの奥にエンジンのヘッドが見える。 青いスパークプラグのカバーが見える。 その辺りをアーシングしたいのだが,いい場所にネジがない。 変な場所のネジをはずすとあとが面倒そうなので,余計な事はしない方がいい。 他にキャブレターや,オルタネーター(発電機)辺りもアーシングしたいが, オルタネーターはもともとアーシングしてある。 キャブレターもいいネジがない。これもあきらめた。 それでもどこかにアーシングしないとここまでの努力が.... そこで,エンジン本体の下の方と,ボディ(ハンドルの根本付近)にアーシングしてみた。 結果は???よくわからん。何か変化あったのかなぁ??? さらに車のエンジンもみてみたが,これがまたいい場所がない。 ケーブルが余っているから使ってみたいのになぁ...

ちなみに写真をhttp://picasaweb.google.co.jp/matsup/CBR1100XX#に置いてある。