2016年12月1日木曜日

六甲全山縦走,勝手にレベルを決めてみた

 六甲全山縦走のレベルを決めてみた。まぁ,個人的に勝手に言ってるだけなので,あまり深く考えないでほしい。また,レベルが上がったからと言っても認定証も何もないのであしからず。あくまで自己満足の世界です。

 六甲全山縦走と言っても,いろんなコースが考えられるので,ここでは神戸市発行の六甲全山縦走マップのコースを念頭においている。以後,六甲全山縦走マップと書くのは神戸市発行の六甲全山縦走マップのことである。ただし,神戸市主催の六甲全山縦走大会は当初塩屋が起点だったので,塩屋から旗振山に至るルートも細い線で描いてある。ここではスタート地点は須磨浦公園でも塩屋でもよいとしよう。実際に歩くと,距離は多少伸びるが,塩屋から歩く方が序盤の傾斜がましなのでラクかもしれない。また,鉄拐山は山頂を行くルートとトラバースルート(迂回路)の両方に線が描かれている。さらに,神戸市主催の六甲全山縦走大会では六甲全山縦走マップに描かれていないショートカットルートを歩いても良いことになっている。主なショートカットをまとめると,
 ・鉄拐山の山頂を迂回(マップに記載)
 ・三国池下から三国岩付近を通らず,車道に沿って丁字ヶ辻へ行くルート
 ・六甲ガーデンテラスの先(より正確には旧極楽茶屋跡から鉢伏山トンネル手前まで)で,登山道ではなく,アップダウンの少ない車道沿いを行く
である。ここでは,これらのショートカットルートを歩いても六甲全山縦走としよう。また,これ以降「地図通り」という場合,スタート地点が須磨浦公園か塩屋かに関わらず,鉄拐山の山頂を通って六甲全山縦走マップ通りに歩くルートを意味する。

レベル0:3分割以上で六甲全山縦走路の踏破
 まずは分割での六甲全山縦走の達成である。コースは六甲全山縦走マップに準じ,ショートカットでも地図通りでもいいことにしよう。いずれにせよ,須磨浦公園ないしは塩屋から宝塚までを3分割以上で歩いたらよしとしよう。しかし,まだ分割数が多く全山縦走と言うのは微妙なのでレベルはゼロにしてみた。
 3分割の場合なら,分割のパターンの一例として以下のようなものが考えられる。
  ・須磨浦公園(塩屋)-- 神戸電鉄・鵯越駅
  ・鵯越駅 -- 摩耶山・掬星台
  ・掬星台 -- 宝塚・宝来橋南詰
区切りにした地点の鵯越駅と掬星台は,神戸電鉄やロープウェイなど公共交通機関にアクセスしやすい。また,最後の区間もロープウェイで登ってからだと少し楽である。しかし,掬星台の代わりに市ヶ原で区切って,新神戸駅から布引の滝経由でアクセスしてもいいし,記念碑台で区切って六甲ケーブルを使ってもいいかもしれない。前半の区切りも菊水山で区切って,鈴蘭台駅からアクセスするのも悪くないみたいである。とにかくある程度以上分割して歩き切れればいいと思う。

レベル1:2分割で六甲全山縦走達成
 次のレベルは2分割での六甲全山縦走にしよう。2分割だと,
  ・須磨浦公園(塩屋)-- 摩耶山・掬星台
  ・掬星台 -- 宝塚・宝来橋南詰
が一つのパターンとなる。分割数が少ないほどレベルは上がるが,2分割は六甲全山縦走を達成する前段階であり,六甲全山縦走に近いと言える。そのため,ここをレベル1としてみた。分割点は,掬星台の代わりに市ヶ原を区切りにしてもいいし,記念碑台辺りを区切りにして,六甲ケーブルをアクセスに使うのもいいかもしれない。2分割の縦走は全山縦走本番のトレーニングにもなるし,全山縦走ができるかどうかの指標になる。また,2分割であれば,朝早く出発すれば明るいうちに歩き切れると思うので,縦走路やトイレ,自動販売機などの確認もしやすい。そのため,六甲全山縦走を目指す人には是非おこなっておいて欲しい。

2016年11月30日水曜日

神戸市主催の六甲全山縦走大会での渋滞について

前回,神戸市主催の六甲全山縦走大会で六甲全山縦走を達成するにはというのを書いた。そこからの続きである。
 前回,神戸市主催の六甲全山縦走大会で六甲全山縦走を達成するには,として,私なりの意見を書いてみた。その中で,渋滞に関しては別に書く,としたので,その渋滞について書こうと思う。

 神戸市主催の六甲全山縦走大会では,ほとんどの参加者が渋滞を経験する。渋滞する理由は,単に一列でしか歩けない道に多くの人が集まるから,である。でも,参加者全員がロボットのように等間隔で同じペースで歩くことができれば渋滞は起きないはず。しかし,実際には何箇所も渋滞が発生してしまう。普通の大会参加者は,歩行中何度も渋滞に遭う可能性がある。その傾向と対策(あるのか?)について書こう。

 車の場合もそうだが,渋滞が発生するのは,単位時間(例えば10分)の間にある地点を何人通過できるか,という数に対して,実際に何人がそこを通過しようとしたか,で決まる。通過しようとした人数の方が多いと渋滞になってしまう。それを減らすには単位時間に通過できる人数を増やせばいいが,車道と違って登山道の場合は車線を増やすなどはできない。逆に単位時間に通過しようとする人が少なければ渋滞は起きないが,そのコントロールは難しい。そのため,ある意味六甲全山縦走大会で渋滞が発生するのは必然のことである。

人が少ない時の須磨アルプス馬の背
実際にどこで渋滞が起こりやすいか,というと,
 ・高倉台の出口から栂尾山の400段階段にかけて (**)
 ・須磨アルプス周辺 (**)
 ・東山の下り
 ・高取山の登り
 ・菊水山の登り
 ・鍋蓋山の登り (*)
 ・稲妻坂
 ・天狗道の急登区間 (*)
 ・ゴロゴロ坂
 ・東六甲縦走路の分岐から船坂峠の区間 (*)
 ・大谷乗越直前の急な階段下り (**)
 ・塩尾寺直前の下り
などがある。ここで,(*)印は発生の可能性が高い所を表し,その中でも * の数が多い所は特に発生しやすい場所だと私が思う区間である。いずれもきつめの登りの区間や急な下りの区間が渋滞発生のポイントとなっている。ただし,これらの区間でも,時間帯やタイミングによっては渋滞がない事もある。また,急な下りなのにひどい渋滞にならない(と私が思っている)区間もある。あくまで,そのタイミングでどれだけの人がそこに集中しているか,で決まるからだ,と考えられる。

2016年11月29日火曜日

神戸市主催の六甲全山縦走大会で六甲全山縦走を達成するには

この次に神戸市主催の六甲全山縦走大会での渋滞についてというのを書いた。そちらも見てみてほしい。

前回,六甲全山縦走を達成するにはというのを書いた。そちらも見てみてほしい。
 前回,六甲全山縦走を達成するには,として,私なりの意見を書いてみた。まぁ,あくまで個人の意見なので,同意できない人は多々いると思うが,勝手に言っといてくれ,ぐらいに思っておいてほしい。で,折角なので,ここでは神戸市主催の六甲全山縦走大会の話を書いておこうと思う。

 前回も書いたが,六甲全山縦走は,神戸市によると公称56km,GPS と地理院地図によると 45km の距離と,3500 m を越える累積高度の上りと下り(地理院地図の標高APIを用いた場合の計算値)を含むルートを1日で歩き通す,というものである(と私は思っている)。そこを歩き通す大会としては,毎年11月に2回(1日2000人ずつ)行われている神戸市主催の六甲全山縦走大会がある。他にも,毎年3月第2日曜日に開催される兵庫県勤労者山岳連盟(兵庫労山)主催の大会や,毎年3月の最終日曜日に開催される神戸ヒヨコ登山会による大会,どこかのボーイスカウトのグループが行う大会,などがある。さらに,歩いても走ってもマウンテンバイクでもいいから,須磨浦公園から宝塚まで移動する六甲縦走キャノンボールランという大会も年に2回行われている。

 ここでは,神戸市主催の六甲全山縦走大会について書こう。神戸市主催の大会は,須磨浦公園を午前5時から7時の間に出発して,菊水山,摩耶山掬星台,一軒茶屋前広場,の各チェックポイントを決まった時間内に通過して,最終的に宝塚の宝来橋南詰にある湯本台広場のゴールを目指す大会である。この大会では,走ることは禁止であり,初心者を念頭に置いた大会となっている(神戸市発行の冊子に初心者向けの大会と記載がある)。私はこの大会で2度完走(踏破?)し,1度ボランティアで参加している。完走した際は,1度は山陽電鉄須磨浦公園駅に5:30頃に着く新開地発の始発電車でスタート地点に向かい,12時間程度の時間で完走した。別の時には宿からタクシーで須磨浦公園に向かい,5時3分頃にスタートして,掬星台のチェックポイントの受付待ちを含めて11時間弱で完走した。さらに,ボランティアの時にも,予習・復習と称して須磨浦公園から宝塚まで歩いた。また,大会とは全く関係なく8回六甲全山縦走した経験がある。これらを2014年秋からの期間で達成している…。まぁ,いわゆるアホですね。そんな私から見た六甲全山縦走大会での六甲全山縦走に関する事項を書いてみようと思った。

六甲全山縦走大会では,以下のような事が気になると思う。
 (0) 渋滞(別に記載
 (1) スタート地点への行き方と到着時間
 (2) ミスコース
 (3) トイレ
 (4) 飲料と食料の確保
 (5) 寒い時や雨が降った時の大会
 (6) 怪我や体調不良の場合
 (7) 登山靴について
 (8) ストックは必要?
 (9) 走ってはいけない!!
 (10) チェックポイントの受付時間
 (11) ボランティア
 (12) リタイアとエスケープルート
 (13) 距離や累積標高について
 (14) 完走の順位やご褒美は?
 (15) 達成後の風呂
 (16) 住民の方々からの苦情
 (17) 足が攣る,膝が痛い
これらについて,つらつらと書いていこう。

2016年11月27日日曜日

六甲全山縦走を達成するには

この次に神戸市主催の六甲全山縦走大会で六甲全山縦走を達成するにはというのを書いた。そちらも見てみてほしい。

六甲全山縦走路については,以前書いた地理院地図で六甲全山縦走路の登山道が修正されていたや,そこから辿れるページを参考にしてほしい。

 六甲全山縦走は,神戸市によると公称56km,神戸市発行の地図だと53km,GPS と地理院地図によると 45km の距離と,3500m を越える累積高度の上りと下り(地理院地図の標高APIを用いた場合の計算値)を含むルートを1日で歩き通す,というものである(と私は思っている)。この,山道を含めた 45km はかなり長い距離であり,歩き慣れていないハイカーにとってはとてつもなく長い距離である。そのため,初めて六甲全山縦走を達成するにはある程度の準備が必要である。今回は,その点について考えてみよう。

まず,六甲全山縦走に必要なものや条件について考えてみよう。以下が私が考える六甲全山縦走に必要なものや条件である。
 (1) 六甲全山縦走路に関する知識
 (2) 適切な道具や食料,飲料(途中で買うなどしても構わない)
 (3) それ相応の脚力と体力
 (4) 極力止まって休憩しない
 (5) 諦めの悪さ
だと思う。

(1) の六甲全山縦走路に関する知識は重要である。そもそも,どこからどこまでをどのようなルートで歩くのか,どこにトイレがあり,どこに飲料の自動販売機があり,どこに食料を買えるお店があるか,などの情報がないと,実際の六甲全山縦走の際に困ることになる。場合によっては,六甲全山縦走を途中で断念せざるを得なくなる。ルートに関する地図は,神戸市発行の六甲全山縦走マップを手に入れることができる。また,インターネット上にも地図や沿道の写真などの情報が見つかるので,それらを見て,ルートや時間配分などについての知識を得ておくのが必要であろう。さらに,できれば実際の六甲全山縦走路を4分割や3分割で歩いてみて,トイレの場所などルートの様子をしっかり把握してから全山縦走に挑戦するのがよい。一応,大雑把な完走時の時間配分を書いておくと,12時間で完走をするなら,
 ・須磨浦公園ー鵯越駅:3時間
 ・鵯越駅ー摩耶山掬星台:4時間
 ・掬星台ー東六甲縦走路分岐ー宝塚宝来橋南詰:3時間 + 2時間
であろうか。12時間はまあまあの時間なので,もう少し余裕を持って13時間半での完走なら,
 ・須磨浦公園ー鵯越駅:3時間半
 ・鵯越駅ー摩耶山掬星台:4時間半
 ・掬星台ー東六甲縦走路分岐ー宝塚宝来橋南詰:5時間半
となる。

2016年11月10日木曜日

「市民のグラフ こうべ」に載っていた以前の六甲全山縦走路

 今年も11月になり,神戸市主催の六甲全山縦走大会が近づいてきた。 今年は2日間とも六甲全山縦走大会に絡んで六甲山を歩く予定になっている。 六甲全山縦走大会は,1975年に始まったらしい。 当初は塩屋駅から宝塚までだったらしいが,現在は須磨浦公園駅から宝塚まで,GPS 計測で 45 km,神戸市の公式発表では 56 km の長丁場である。

 この六甲全山縦走路のことが,「市民のグラフ こうべ」にかつて何度か取り上げられていた。 ネットでその記事を見ることができるので(2016/11/10 現在),ここに紹介しておこうと思う。 私が調べた限りでは,以下の4つの記事を見つけることができた。

特集 六甲山縦走 (No.30)(昭和49年9月)
  これは神戸市主催の六甲全山縦走大会が始まる前年の記事で,当時の写真が載っている。 須磨アルプスは当時から今と同じような雰囲気だったことがわかる。 高倉台は真新しい感じに見え,人工的に作られたおらが山には全然木が生えていない。 高取山への登山道は今とは違っていたみたいで,萩の寺の横から登ると書いてある。 菊水山の上り坂にはロープがあったらしい。 今と比べると,天狗道の周りや摩耶山,自然の家の先の階段辺りで木の背が低いように見える。 東六甲は当時から熊笹が多かったみたい。

特集 六甲を歩く (No.145)(昭和59年10月)
  六甲全山縦走大会が始まって,10年ほど経った昭和59年の特集で,全山縦走路について記載されている。 この頃になると高倉台には家が沢山建っている。 菊水山の登りや鍋蓋山の登りの写真を見ると,やはり木が少ない印象がある。 六甲全山縦走は「20歳代の元気な青年で15~16時間、40歳ぐらいでは17~18時間がほぼ標準とされている。」と書いてある。 もう少し短い時間で歩けるように思うが…

特集 六甲全山縦走路 松方コレクション展 (No.205)(平成1年11月)
  平成1年(1989年)の特集記事。多くの写真で六甲全山縦走路を紹介している。 1989年の六甲全山縦走大会は,すでに11月12日と11月23日の2日間行われていたらしい。 参加申込みが11月12日が2732人(うち女性618人)、11月23日が2604人(女性692人)ということなので,まだ抽選は行われていなかったのではないだろうか? ここでは六甲全山縦走路のみならず,少しだけ離れた場所にある名所なども紹介されている。 この当時,すでに東山の後は妙法寺前を通るルートになっている。 やはり天狗道のきつい登りの部分は木が少なく,見通しがきいている。 まだ六甲ガーデンテラスはなく,極楽茶屋が健在だったみたい。

特集 六甲山とともに歩む 全山縦走20周年 (No.262)(平成6年8月)
  平成6年(1994年)の六甲全山縦走大会20周年の特集記事。 20周年の特集なので,第1回大会のスタート地点の写真も載っている。 栂尾山の階段を登る登山者の列の写真はなかなかおもしろい。 また,20周年記年ということで参加者のアンケート結果や参加人数の表なども載っている。

 いずれの特集も,その当時の趣きがあり,なかなか興味深い。 一度ご覧あれ。


 ちなみにNo.268(平成7年7月)は,阪神淡路大震災から半年後の特集記事で, 阪神淡路大震災の被災状況や,そこから復興の様子が載っている。

2016年11月9日水曜日

FreeBSD で,Perl で gmail からメールを送る:Net::SMTP::TLS をやめて,Net::SMTP,IO::Socket::SSL,Authen::SASL を使うことにした

 以前 FreeBSD で Net::SMTP::TLS を使うには (2013/11 現在) というブログを書いた。そこでは,FreeBSD 上で(別に Unix 系ならどこでもいいのだが…)Perl のスクリプトを使って,Gmail 経由でメールを送ることに関して記載した。それまでにも幾つかブログ上で書いていたので,その続きだったのだが,特に Perl モジュールの Net::SMTP::TLS を使ったメールの送信に関することを書いた。 しかし,この Net::SMTP::TLS というモジュールは,2006年1月以降全く更新されていない。その間に,このモジュールが参照している別のモジュールが更新され,その更新に対応していないため不具合が生じていた。 前回のブログでは,その対策について書いたのだが,いくらなんでもそろそろ Net::SMTP::TLS は使うのをやめようかな,と考え始めた。
 そこで,Net::SMTP,IO::Socket::SSL,Authen::SASL を使って Gmail からメールを送るやり方について書こう,というのが今回のお話しである。

 まず,最初に,いつものようにここに書いてある内容は,他の方のブログなどを参考にしている。 つまり私のオリジナルではない。しかし,幾つかのサイトの内容をミックスしているので,全くのコピーでもないのだが…。 今回参考にしたのは,Satoshi Shida さんの「つれづれニッキ」の中の PerlでSMTP over TLSはNet::SMTPだけでOKになっていたである。 他にも,複数の宛て先がある時の処理については,chaichanPaPa さんの「燈明日記」の中の SMTPモジュールでの複数アドレスメールToの罠を参考にした。

2016年10月18日火曜日

地理院地図で六甲全山縦走路の登山道が修正されていた

後日,六甲全山縦走を達成するにはというのを書いた。そちらも見てみてほしい。
六甲全山縦走路については,以前書いた六甲全山縦走路の距離についてや,六甲全山縦走路のデータGPS 経路データから求めた誤差についても参考にして欲しい。

 私はここ数年間,毎年のように六甲全山縦走を行っている。 六甲全山縦走は,須磨浦公園(以前は塩屋)から六甲山系を歩いて宝塚に至る 45km (神戸市主催の六甲全山縦走大会では 56km ということになっている)の登山ルートである。 途中,旗振山,鉄拐山,栂尾山,横尾山,東山,高取山,菊水山,鍋蓋山,摩耶山,等々の山頂,あるいは山頂近傍を歩いていくため,累積の獲得高度は 3500m を越える(計算によっては 3000m 程度になったりするが…)。六甲全山縦走はこの 45km を1日で踏破することを意味する(と思っている)。

 個人的にはこれまでに,2014年秋に3回,2015年春,2015年秋に3回,2016年春,2016年秋に1回と,合計9回踏破している。歩く際には,毎回 GPS(GNSS) ロガーを持ってルートの記録をしている。 さすがにそこまで歩くと,いろいろデータを調べたくなり,六甲全山縦走路のデータを書いた。 そのページは神戸市主催の六甲全山縦走大会(通常11月に2回行われる)が近づくと閲覧者が増える。 それに合わせるように,時々ページを読み直したりしているが,最近ふと気づいたのでこのページを書くことにした。 何に気づいたかというと,地図上の登山道が変更された,という事に気づいた。

 六甲全山縦走路のデータというページは 2015年10月26日付で書かれている。 そのページにはデータ表があるのだが,そのデータを得るために地理院地図上にルートを作成し,その経路点から高度データなどを取得してブログに利用した。 その際のルート図は六甲全山縦走路 by matsup にあるのだが,この地図を見ていて,ルート線と地図の登山道にずれがあるのに気づいた,のだった。 GPS(GNSS) ロガーのデータで地図を描いたことがある人はわかると思うが,通常,GPS(GNSS) ロガーで取得した経路は,電波の受信状況などによって結構バラつきが見られる。 そのためルートと地図上の登山道がずれていても,多くの場合は GPS(GNSS) が電波の取得に失敗して,経路がずれて記録されたのだろう,と推測される。 しかし,上記のルート図六甲全山縦走路 by matsup は,地理院地図上の登山道に沿ってルートを手で描いたものであり,ルート線と地図の登山道にずれがあってはいけないのである。 むしろ,以前はGPS(GNSS)ロガーの記録の方が一部の区間で毎回系統的なズレがあった。 例えば,菊水山から天王吊橋に至る「城ヶ越」付近や,市ケ原から摩耶山に登る「天狗道のコブ」付近,「東六甲縦走路の大谷乗越を過ぎた辺り」,でズレが見られた。

 それが,今回みると,地理院地図上の登山道に沿って描いたはずのルートが地図上の登山道からずれているのが見られた。 不思議に思ったので,以前の歩行データを地図上にプロットしたものを見てみた。 するとGPS(GNSS)ロガーによるルートと地理院地図上の登山道とのズレが減っていた。 つまり,以前と逆の状況になっていた。 以下に,「城ヶ越」を並べてみてみよう。

(1) 以前の地理院地図上の登山道に沿って描いたルート:

 城ヶ越付近にはっきりとしたズレが見られる。

(2) 左から,2015/4/4,2015/10/24,2015/11/7 に六甲全山縦走した時のルート図:

 いずれも城ヶ越付近は地図上の登山道に沿っているのがわかる。

 どうも何かが変わったみたい。 そこでネットをぶらぶらしていると,六甲全山縦走路登山道調査図というページを見つけた。 拡大ができないが,どうやら国土地理院が自治体と協力して登山道のルートを修正したみたいだった。 六甲全山縦走路意外にも幾つかの場所で調査が行われているみたいで,国土地理院の登山道調査の記録のページに履歴が載っている。 六甲全山縦走路に関しては,平成27年(2015年)11月23日に調査が行われたみたいだった。 つまり,それによって六甲全山縦走路のルートが「現状に合うように」修正されたみたい。 六甲全山縦走路の他の区間でも以前見られた系統だったズレは減っていた。 それ自体はいいことだと思うのだが,まだ実施された登山道は全国のほんのごく一部みたい。 もっと多くの登山道で測定が行われる方がいいと思うのだが,なかなか調査されないのはそれなりに大変だからだろうか?

 折角なので,以下に六甲全山縦走路を地理院地図上に表示したもののリンクを示そう。 1個目は私が過去に手動で地図上にルートを描いたもの,その他は全て実際に六甲全山縦走路を歩いた時に GPS(GNSS) ロガーで記録した経路である。 GPS(GNSS) によるデータは,それなりにバラつきがあり,電波の受信状況等によって系統的なズレが生じしている区間もある点は注意して欲しい。 実際に見てもなかなか違いはわからないと思うが,(1) とそれ以外の地図を拡大して,じっくり見れば違いがわかると思う。 場所としては,上記の (A) 菊水山から天王吊橋に至る「城ヶ越」付近,(B) 市ケ原から摩耶山に登る「天狗道のコブ」付近,(C)「東六甲縦走路の大谷乗越を過ぎた辺り」で顕著な違いが見られるはず…。
  (1) 六甲全山縦走路 by matsup:以前の地理院地図上の登山道に沿って描いたルート(今はずれている)
  (2) 六甲全山縦走路(2014/10/25):2014年10月25日に歩いた時のルート
  (3) 六甲全山縦走路(2014/11/22):2014年11月22日に歩いた時のルート
  (4) 六甲全山縦走路(2015/4/4):2015年4月4日に歩いた時のルート
  (5) 六甲全山縦走路(2015/10/24):2015年10月24日に歩いた時のルート
  (6) 六甲全山縦走路(2015/11/7):2015年11月7日に歩いた時のルート
  (7) 六甲全山縦走路(2015/11/23):2015年11月23日に歩いた時のルート
  (8) 六甲全山縦走路(2016/4/30):2016年4月30日に歩いた時のルート
  (9) 六甲全山縦走路(2016/10/10):2016年10月10日に歩いた時のルート
  (10) 六甲全山縦走路 2016 by matsup:2016/10に地理院地図上の登山道に沿って描いたルート

2016年9月15日木曜日

TZ30 トラブル再び

もしここに書いてあるようにデジカメをいじるなら全て自己責任です。メーカー保証などの保証が受けられなくなると思います。いじる時にはそれなりの覚悟をもってやってください。ここの記事を参考にしたとか言われても責任はもてませんので,ご了解ください
 2016年9月に穂高岳山荘に泊まって,前穂高岳と奥穂高岳に登ってきた。 最近足腰を鍛えるために登山をしているが,ついに北アルプスに手を出して(足を出した?)しまった。 2016年8月には劔岳にも登ったのだが…。

 その際,当然写真を撮る。個人的には DMC-TZ60 も持っているのだが,一番新しいし,この間フラッシュのトラブルで珍しくお金を出して修理してもらった…,というのもあって,山に行く時には一個前の DMC-TZ30 を持って行っている。最初から雨が降るとわかっている場合には,さらに古い TZ10 を持ち出すのだが…。 今回は雨の予報ではなかったので,TZ30 を持って北アルプスに行ってみた。初日の最初こそ霧雨が降っていたが,その後,山の上に行くと晴れて絶好の登山日和となった。さらに2日目は朝から快晴で,真っ青な空をバックに見る山々はそれはそれは気持ちのいいものだった。特に,朝一番で穂高岳山荘から涸沢ヒュッテに下った後で飲んだ朝一番生ビールは美味しかったなぁ。

そこで撮った写真が右の一枚である。いやぁ,贅沢の一言に尽きるなぁ…。

2016年7月14日木曜日

OpenLayers 3 を使ってみよう(その20:Open Street Map を表示させる)

 これは,OpenLayers 3 を使ってみよう(その19:その9からその18までのまとめ)からの続きになる。 OpenLayers 3 を使ってみよう(その0:はじめに:地理院地図を表示)に目次がある。 その13までのページでは OpenLayers v3.7.0 で書いてきたが,ここでは OpenLayers 3.16.0 で書かれている。
 前回(その19:その9からその18までのまとめ)は, その9:KML データで経路を描画するからその18:Marker アニメーションまでをまとめたものを示した。 今回は Open Street Map を表示させてみよう。

2016年7月6日水曜日

OpenLayers 3 を使ってみよう(その19:その9からその18までのまとめ)

これはOpenLayers 3 を使ってみよう(その18:Marker アニメーション)からの続きである。
OpenLayers 3 を使ってみよう(その0:はじめに:地理院地図を表示)に目次がある。
 その13までのページでは OpenLayers v3.7.0 で書いてきたが,ここでは OpenLayers 3.16.0 で書かれている。
 前回(その18:Marker アニメーション)では,OpenLayers の Example に載っていた Marker を使ったアニメーション Marker Animation について書いた。 今回はその9:KML データで経路を描画するからその18:Marker アニメーションまでをまとめたものを示しておこう。 ただし,単にまとめただけではなく,マーカー表示の表示・非表示やセンターマークの表示・非表示などの動作をトグルスイッチに変えてみた。 また,アニメーションになった際には,カメラマークのマーカーは強制的に非表示にし,逆に KML 経路は強制的に表示するようにしてみた。 さらに,拡大・縮小のための関数を用意し,アニメーションが始まると,少し拡大して表示するようにした。 少し拡大して表示すると,点が移動していくと表示範囲からはみ出してしまう。 それを追いかけるために,点が表示範囲からはみ出すと,表示範囲を移動するようにもしてみた。